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K
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投稿日時:2015/09/25 15:18 |
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ギタリストですが、和音(コード)での伴奏とアドリブのレベルを上げたいと思っています。単音でのアドリブなどは好きなフレーズを採譜し繋げて膨らましていくことが反復練習により容易に実感としてできますが、和音の展開については伴奏時やコードメロディーアドリブ時に、未だに自分の中で整理がなかなかつきません。単音でも和音でも次の音へ向かう時に、いろいろなアプローチがありますが、単音の方が認識しやすく、今自分が何をやっているか?が、わかりやすいんですが、和音となると、さらに精密な設計図(和声の数に比例し)に感じます。長年ギターを弾き、経験値だけで演奏してますが、もっとストーリー性がある和音での演奏展開を目標としています。有名なギタリストでジョー・パスとかのプレイはすごいですが、あそこまで弾きこなしたいとは思っていませんが、限界はあっても、ピアニストのようなコードフレーズをギターでも弾きたいなあと理想ですが思っています。何かわかりやすい和音でのアドリブ展開や伴奏展開やアプローチに対する練習法やメソッドがあればご教授ください!基本的なことでも結構です! |
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佐山雅弘
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投稿日時:2015/10/31 10:09 |
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返答が遅くなり申し訳ありません。コンサートの連続が一段落ついた所。さて・・・ ◎単音でも和音でも次の音へ向かう時に、いろいろなアプローチがありますが、単音の方が認識しやすく、今自分が何をやっているか?が、わかりやすいんですが、和音となると、さらに精密な設計図(和声の数に比例し)に感じます。 △単音で次の音へのアプローチを感じているということは則ち内在する和音の流れも潜在的に把握していることなのでそあほど気に病むことはありません。 ◎ストーリー性がある和音での演奏展開を目標としています。ピアニストのようなコードフレーズをギターでも弾きたいなあと △ピアニストはギターのようなながれる和音バッキングがしてみたいなぁ、と思っているのですよ。 ◎何かわかりやすい和音でのアドリブ展開や伴奏展開やアプローチ △基本はメロディライン。裏メロですね。Take The "A" Trainの冒頭のCメジャー8拍をどうバッキングするか。5---|0351| に対して 0034|5----| をつけるとき、3に対しては勿論Cメジャーセブン。9thを足しても良いですね。4の音(f)につける和音がキモになる。 @ダイアトニック進行 Dm7にして、次の5の音をEm7(Cメジャーの一種のヴォイシング)にすると。伴奏世界の中でダイアトニック進行が短く完結してワンストーリィになります。 A機能和声作成 4の音にDdimを当てます。これはG7と同じことなので、1→X7→1という単純ながらもバッキング内での機能和声進行が完結してワンストーリィになります。 B経過和音挿入 345という音の流れを34#45に変えて(表記が難しいので心苦しいが、3拍目から八分音符で次の小節に半拍食い込む)とする。その上で、CMaj7 Dm7 D#dim Em7 とコードを当てると、全体にはダイアトニックではありながらノンダイアトニック感が少し混じって洒落た感じになる。D#dimはトニックディミニッシュであって機能的なドミナントではないので機能和声進行的な固さも回避出来る。・・・D#dimはB7と捉えることも出来るので半音下のセブンスからのアプローチ自体がドミナント進行である、という考え方もあるのですが、今は脇に置いておきましょう。Set Aside. 説明的に纏めてみると(この作業が抽象的になってジャズ理論がとっつきにくくなる第一要因ですね。) 1 効果的な裏メロを設定する。 2 そのメロディに3種類の中から選んだ和音進行をあてがう それ以前に、ボイシングは固定してメロディとしてトップノートだけを動かすというのがありますね。忘れてました。そこから始めて下さい。レッドガーランドが(テーマやソロの時ですが)とてもうまく常用してますから参考になります。 いずれにせよ大前提はハーモニックリズム、バンド全体とのテンポ進行が揃っていることです。楽しんで頑張ろう。 |
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K
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投稿日時:2015/10/31 13:23 |
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メッセージありがとうございました! ピアニストの気持ちも少し理解できました! 今、電車で移動中ですんで、また自宅でじっくり研究し、 ダイアトニックからノンダイアトニック、さらにアッパーストラクチャートライアドなどをミックスして和音のアドリブを予定調和にならないように試してみます。 最終的には、ミュージシャン自身の判断かと思いますが、 やはり、今回のご回答が基本でこれ以外からの積み上げはないのかなあという思いに至りました。やはり、単音と同様、採譜して試して練習、覚えて演奏ですね! また質問させていただきますんでよろしくお願いします! このサイトからお世話になります!KamataSmoothJazz |
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jvocal
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投稿日時:2015/10/27 00:05 |
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ジャズ即興を身に着けるのは幾つも方法がありますが、今までは、聴いた蓄積から出てくると思われるコード感→脳内フレーズ→(ソルフェージュ力)→指、という流れで質問させて頂いてました。 他によくあるアプローチとして、モチーフ展開というのがありますよね。3音とか5音とかの音形を作ってそこから鏡面展開(上下をひっくり返す)したり、モチーフに別の音形(エクステンションとかフラグメントとか言ったりするようです)をくっつける(前とか後に)ということになるようです。先日、このアプローチを教わる機会がありました。 なるほど、スケールだけ覚えたけど歌えないという状態から抜け出る方法としては有効かもしれないと思いましたし、指癖から脱却する一つの方法かとは思えました。 ただ、よく考えてみると、@最初のモチーフをどう設定するか、Aコードが変わった時に最後の音がアボイドにならないようにどこから始めるか、Bハーモニックリズムにどううまく当てはめるか、などをすべてクリアしないと、最終的に歌う即興にならないのでは?という疑問も湧いてきました。 それなら、最初から脳内で歌うフレーズを鳴らし→ソルフェージュ力を磨いて→指という(王道的?)アプローチの方が早いのかなとも思えて来ました。結局、@、A、Bをクリアしたいいフレーズが脳内で浮かぶようになれば、ソルフェージュ力さえあれば指で弾けるようになるので、その方が早いのかなと。 ただ、以前雑誌で大好きなゲイリー・バートンがグリーンドルフィンを題材にして、モチーフ展開の方法についてレクチャーしていてなるほどと思った記憶があり、やっぱり必要なのかなと迷っているところです。狭山さんはモチーフ展開についてどうお考えですか? |
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佐山雅弘
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投稿日時:2015/10/31 11:18 |
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モチーフ展開の基本はなんといってもテーマメロディの発展させ方ではないだろうか。あとで具体例を考えるとして・・・ @最初のモチーフをどう設定するか、 メロディの始め方はA:コードトーンB:スケールトーン(=ダイアニックトーンであってコードの基本音ではない)C:ノンダイアニックトーン のどれかです。大雑把にいってどんな音から始めてもメロディの印象はこの3種からくるどれかに集約されます。あと重要で効果的なのはダイアトニックであってコードトーンでもない、たとえがCメジャーでfの音から始まるとか、G7に続くDm7なのにbの音がメロディの主要な音になっているとか。こういうのを「非和声音」といってその項目のためだけの分厚い教科書があるくらい。サボってばかりの学生時代だったが、これだけは熟読したもので、今また欲しいんだけど見つけられなくてね。 閑話休題。カルロスジョビンがこれの大家ですね。作曲全体が雲の上の天才だけれども、殊更この非和声音の使い方のうまさと言ったら空いた口からヨダレがだらだらとまらないですね。アドリブの展開としてはキースジャレット。この人の後期、特にスタンダーズに置けるプレイはスケールや機能的なアドリブというよりは無限に良いメロディを作曲しつづけて乗せていってる感があって、そのメロディ作製の連続の中で非和声音の扱いの見事さがめまぐるしく現れてます。 Aコードが変わった時に最後の音がアボイドにならないようにどこから始めるか、 そんなことは簡単。メジャーコードの4度をシャープするとかハーフディミニッシュの2度をシャープするとか、セブンスで困ったらオルタードかリディアンセブンスかの選択で12個の音の殆どは(非和声音やノンダイアトニックの考えを使えば全部)使えます。 といっても基本的にはダイアトニックトーンのどれか(展開して当たってしまった音を上下どちらか)にずらすことで解決出来ます。 Bハーモニックリズムにどううまく当てはめるか、 ハーモニックリズムというのは体感ですから、「決まったな」「ちとおかしいか」「おかしいようだけどこれはこれで」と言ったような判断基準で成長するしかないかも。 とhいえそんなことを言い出したら全ての理論やメソードもそこに収斂されてしまうので「うかんだフレーズのハーモニックリズムとの整合性のとりかた」なんていう項目もありえるでしょうね。布川君や納君辺りが説明上手だろうな。 ソルフェージュ力さえあれば指で弾けるようになるので、その方が早いのかなと。 常々思うに「全てはソルフェージュ能力」ですね。ヒトの言ってることがわかって自分の語ろうとすることを整理出来る、これが会話に基本(守れてないヒトも案外多い)ですがジャズのセッションはまさにそれでしょう。書かれた譜面とはいえどもクラシック音楽も大基本はそこのハズ。 狭山さんはモチーフ展開についてどうお考えですか? 佐山です(笑)。チャーリーパーカーウイズストリングスの「April In Paris」を聞いていて発見と言うか納得したんですが、メロディのフェイクには3種類。 @メロディ自体のフェイク。シンコペとか音足しとか A前足し。メロディに入る前にフレーズをいれてつなぐ B後足し、メロの最後にいくつか音を付加する。 「蝶々」5-3-3---|4-2-2---|1-2-3-4-|5-5-5---|←一つの単位が八分音符 @05--3003|4-22----|01020304|5505----| A一単位16音符で #234#4|5---3---3---5b543|4---2---2---3432|1---2---3---4---|5---5---5---| B同じく一単位16音符で 5---3---3-150000|4---2---23420750|1---2---3---4---|5---5---5-434276| やはりこのコーナー、五線紙が使えるようにしたいですね。追々考えますが、これらを混ぜ合わせると、 #234#4|5010504305671235|454320107-650432|1050205031234234|5#451504300000000 ちょっと見た所では元のメロディが無いかのようなラインも出来てくる。 |
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イノジャズ
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投稿日時:2015/09/21 23:55 |
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他の方質問のなかで移動ド読みというお話が出てきました。移動ド読みということはアドリブも演奏する時には移動ドで引くということでしょうか?例えばFのキーの曲ならばファソラシドをドレミファソとうたいながら引くということでしょうか? ギタリストは移動ド、ピアニストはきっと固定ドでジャズをやっているのだろうと勝手に思い込んでいました。 私はピアニストではなく、クロマチックハーモニカでジャズをやろうと思っています。やりなれたキーとやりにくいキーにその調整感に差があり、移動ドで自分のメロデイーを操れればいろいろな局面で(コピーをする際、フレーズを身につける際など)有利かと考えています。 移動ドで演奏するという技術はピアニストでは一般的な技術なのでしょうか?もし固定ドで演奏することしかできないピアニストに移動ド的な技術を身に付けさせる練習法があるとすればどのような練習法が考えられますか?ピアノを弾く訳ではないのですが参考にできたらと思っております。宜しくおねがいします。 |
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佐山雅弘
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投稿日時:2015/09/22 08:17 |
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質問投稿ありがとうございます。移動ドの話は大好きです。以下、会話風に・・・ ◎移動ド読みということはアドリブも演奏する時には移動ドで引くということでしょうか? △そうなんです。テーマも移動ドで読みます。僕の場合クラシックを弾くときも。 ◎例えばFのキーの曲ならばファソラシドをドレミファソとうたいながら引くということでしょうか? △全くその通りです。ご明察! ◎ギタリストは移動ド、ピアニストはきっと固定ドでジャズをやっているのだろうと勝手に思い込んでいました。 △大体そうでしょうね。ただギタリストの場合、ドレミという階名では歌ってなくて、ラララでやってる人が多いみたいです。平行移動がすんなり出来るからフレーズを作るたびにその応用もついてくるのでしょうね。羨ましい。最終的には階名でなくラララ。音そのもので作っていけるのが理想的だとは思ってます。”音名じゃない何か、音を超えた何か、音楽を超えた何か。あるいはそれが音楽そのもの・・・みたいな” ◎私はピアニストではなく、クロマチックハーモニカでジャズをやろうと思っています。 △ハーモニカは良いですね。大好きです。すぐに始めて下さい。 ブルースハープが移動ドの典型的楽器ですね。僕は小さい頃にハーモニカ用の曲集があって、それで随分曲を覚えました。”おお、スザンナ!”とか”秋の夜”とかね。その譜面は数字譜で1234と書いてあるのをドレミファ、と読んでいくのです。 ◎やりなれたキーとやりにくいキーにその調整感に差があり、移動ドで自分のメロデイーを操れればいろいろな局面で(コピーをする際、フレーズを身につける際など)有利かと考えています。 △その通りですし、調性のある音楽(ほとんどの曲)は調性感が基本です(当然ですね)からたとえ固定ドで読んでいても移動ド的感覚、どこがトニックで今出ている音の和音に対しての位置、調性に対しての役割、などは把握出来てんくてはいけませんね。言葉で書くと面倒で難解な作業に思えますが、実際はなんてことありません。FのキーのG7でC#の音を出す時に、「この気持ちよさは独特だよな。背中のかゆい所に爪を立ててもらってるようだ」なんて感想を持てれば良いのです。理論的にはコードのシャープイレブン(またはフラットファイブ)で、キーに対しては5度(移動ドでソ)のシャープ。ノンダイアトニックでありながら妙に調性感と親和性のあるこの距離感が特徴的な音。ということになります。 ◎移動ドで演奏するという技術はピアニストでは一般的な技術なのでしょうか? △僕の年代(現在60代入口)でも既に特殊なことになっていましたね。若い時辛島文夫さんに「俺も移動ドだよ」と言ってもらって何だか安心したのを覚えている。 ◎もし固定ドで演奏することしかできないピアニストに移動ド的な技術を身に付けさせる練習法があるとすればどのような練習法が考えられますか?ピアノを弾く訳ではないのですが参考にできたらと思っております。 △中学生の時に移動ド唱法を教わって「こりゃいいや」とばかりそれまで習い覚えたソナチネアルバムを移動ドで弾き続けていました。すると調子感もわかるし、構成としてはどの曲も共通していて、それがソナタ形式だと言われているのも理解出来ました。 このように移動ドは音楽の理解と表現の具体性にとても有効なのです。というかシェーンベルクが現れるまでは、読み方はどうあれ移動ドの音楽だと言っても差し支えない金哲義がします。とはいえ、古典派でもロマン派でもややこしい曲は移動ドで追ってられませんからね、当然ベートーベンもモーツァルトも移動ド的感性は完璧にありつつも固定ドで演奏してたと想像します。 余談: 僕の義務教育時代は先ほども触れたように移動ド教育だったようです。正確には現場の教師にまかされていたのじゃないか。それがある時から「ドはドである。ファをドと呼ぶのは混乱の元である」といったかどうか、文部省の通達で固定ド教育が義務化されたようです。音楽の専門家の意見も入っていたのでしょうが、 @音楽家にならない殆どの人が音楽を楽しむには移動ドの方が歌い易いし取り組み易い。 A専門家になる人は当然固定ドの訓練は行き届くし、移動ドの感覚は必須である。 だから一般教育を固定ドに限定するのは間違いです。序でのことに話を広げると。 どんな教育も微細なところまで入り込んで教え方を固定化するのは間違ってます。漱石の解釈は斯く斯くのように教えよ、っていうのは変でしょ? |
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イノジャズ
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投稿日時:2015/09/22 22:46 |
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ご返答有難うございます。 やはりそうかと思いつつ、自分の問題点、上達しない理由などそのへんにあるのかな〜という感じで「あ然」とも感じております。 ブルースハープからクロマチックハーモニカへ持ち替えを決めた時に、移動ドから固定ドへの変換の必要を迫られた気がしました。ハーモニカの構造上全キーの音の並びがバラバラなのでしかたがないのですが。ブルースは耳で習得してきましたが、ジャズについては楽譜からはなれられません。CDなどから聞こえてくる音楽は以前は移動ドで聞こえてきましたが、階名が浮かんでもFのキーのドレミなのか、Bbのドレミなのかよくわからなくなっています。固定ド移動ドの調度良い共存レベルを探る必要があるのかもしれません。 音の聞き方、譜面の読みかた、曲の覚え方などのそれぞれの局面で考えてみる必要があるのでしょう。ピアニストの方に言われると非常に説得力があります。フンギリがつきました。有難うございました。 |
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jvocal
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投稿日時:2015/09/20 14:38 |
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いつもながら丁寧な回答ありがとうございます。今回は、私の能力不足のために多分こういうことなんだろうなという理解しかできませんでしたが、自信を持って頭の中に移動ドの音名を浮かべながら弾いていこうと思います。 |
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jvocal
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投稿日時:2015/09/12 22:50 |
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ご回答ありがとうございます。 まず、酒バラの7,8小節の作曲者の意図は最初に 4度マイナーのBbm(b7thではなくマイナー6thですよね)で、次にEb7というのは、なるほど仰るとおりで、作曲家からすると最初にサブドミマイナーの代理であるEb7をまず置くというより、メロディラインに合ったコードを作る上で、代理ではないサブドミマイナーであるBbm6を置いて、次にベース音を変えるために代理であるEb7を置こうとしたんでしょうね。 酒バラやOut Of Nowhereでも、自分の場合アドリブする 時にはそこまで考えてなくて、はまる音列を選ぶしかできてないんですが、佐山さんの考え方をうかがって頭の中が 整理されました。 この曲のこの部分のコード進行では必ずこういう音を 使わなくてはいけないというのも当然あるのですが、ある進行では、「こっちの音使いもあるし、別の音使いもある、ただし曲全体のトーナリティーを崩さずに次に移って行くためにはこの考え方がある(あるいはこの音を経由した方がいい」ということなんでしょうね。 こうしたモロモロを実時間の中で作曲して、まず自分で 「あ、いいメロディーが弾けた!」と感じて、それが聴衆にも伝わって「いいメロディーを聴いた」と感じてもらえるってのが理想なのかなと理解しました。 ご回答を読んでまた次の質問を考えているうちに、ジャズというか音楽全体への理解が深まったような気がします。ありがとうございました。精進あるのみですね。 世間話の部分はまだ自分のレベルではついていけない ところはありますが、移動ドは自分でもそうです。 ここからまた質問になってしまうのですが、How High The Moonのような全音下への転調が連続する曲では(好きな曲です)、どうとらえられているのでしょうか? key of G ではソドレ/レ〜ミ〜から始まりますが、3小節目にはもうFに転調していて、小節の最初のBb音は元調からするとbVですが、転調先のFのUm7であるGm7のからすると3度で、ルートから見ると4度(ファ)です。ここは転調先を先読みしてファと意識しているんでしょうか? 何度も申し訳ありません。 |
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佐山雅弘
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投稿日時:2015/09/18 07:31 |
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良い質問をありがとうございます。こういう機会に、培って来た考えを披露出来るのは喜びです。 F | Fm7 Bb7 | Eb (key/F)1 | 1m W7 | 1 (Key/Eb) 1 と読んで、 (八分休んで)ソドレ#レミラbラ | ソファbミbシラbソファbミ|レ--(ここでEbキーのミに読み替える) F | Fm7 Bb7 | Eb (key/F)1 | (Key/Eb) Um X7 | 1(Key/Eb) と読むと、同じフレーズが、 (八分休んで)ソドレ#レミラbラ | (ここでEbキーに読み替える)ラソファドシbラソファ| ミ-- となり、どちらも成立することがわかります。近親調は借用調も移動ドの中で読める範囲ということですね。 ただこの例のようにフレーズが続いているときは借用読みがスムーズです。 一旦休符を取った場合は、先ほどのフレーズ例を少し変えて (八分休んで)ソドレミソ(4分休んで) | (ここでEbキーに読み替える)ラソファドシbラソファ| ミ-- となると、これはもうこの一でキーの読み替えが必須になりますよね。 これでジャイアントステップに取りかかるともうグルグルしちゃって大変で面白くてぶっ飛んじゃってトリップしちゃう(笑) |
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