祥子 -sachiko- Blog

2025年6月29日
「聴こえ」の境界 ~「恩返し」KREVA 『日比谷音楽祭2025』~

♪短歌+『日比谷音楽祭2025』ONLINE 鑑賞記
+『Spotify』Playlist  and more・・・

427. 「聴こえ」の境界
~「恩返し」 KREVA with The Music Park Orchestra
& Hand Shape~

言の葉の つよさ やさしさ 可能性
日比谷に必須 KREVAの雄姿 


「聴こえる」 と 「聴こえづらい」 の境界に
いるから 伝えつづける 事実


-memo-
『日比谷音楽祭 2025』 Day.2 2025.6.1
Hibiya Dream Session 2 at YAON
The Music Park Orchestra with KREVA

「イッサイガッサイ」
「恩返し」 with Hand Shape(手話歌) Original:「恩返し」 KREVA & 亀田誠治
「Na Na Na」 with ALL (Hibiya Dream Session 2)

The Music Park Orchestra
亀田誠治(Bass)・河村‟カースケ”智康(Drums)・佐橋佳幸(Guitar)
斎藤有太(Keyboard)・皆川真人(Keyboard)・四家卯大(Cello)・田島朗子(Violin)
山本拓夫(Sax)・西村浩二(Trumpet)・小田原ODY友洋(Chorus)


☆KREVA Offcial Site  https://kreva.club/

☆『日比谷音楽祭 2025 HIBIYA MUSIC FESTIVAL』 
2025.5.31-2025.6.1 日比谷公園 入場無料/U-NEXTにてONLINE配信
Official Site  https://hibiyamusicfes.jp/2025/
Instagram  https://www.instagram.com/hibiyamusicfes/

U-NEXTにて見逃し配信中 (本日まで)
Day1. 2025.6.21 9:55-2025.6.29 23:59
Day2. 2025.6.22 9:55-2025.6.29 23:59

音楽愛に満ちるLIVEと高品質な『U-NEXT』配信を、ありがとうございました。
『U-NEXT』見逃し配信期間中に、再び鑑賞して楽しみました。


◎関連BLOG記事:短歌+エッセイ+『Spotify』Playlist
~『日比谷音楽祭 2025』 ONLINE LIVE鑑賞記~

・417. 軌跡 ~古巣と銀座と『日比谷音楽祭 2025』~ [2025.5.31]
https://jazz.co.jp/musician/Blog/1170.html (一部抜粋・短歌とmemoを加筆)

-特に印象深い楽曲・演奏- より
Day.1 2025.5.31 
Hibiya Dream Session 1 at YAON
The Music Park Orchestra with PUNPEE 「お嫁においで」

Bandへの愛にあふれる紹介と
1フレーズで魅せる音色と

-memo-
印象深い「The Music Park Orchestra」Member紹介のSession。
PUNPEEさんとの掛け合いにより、さらに輝きを放つ「The Music Park Orchestra」


・426. 日比谷に響く「坂本九」名曲 ~『日比谷音楽祭 2025』~ [2025.6.21]
https://jazz.co.jp/musician/Blog/1179.html 

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-【音響外傷】関連の発信について など- [2025.7.2更新]

【難聴】に関して、私は医療専門家ではないので
自分自身が経験してきたことに限り、当事者として発信する意義があると思います。

【音響外傷】と【突発性難聴】について
個人差があるとはいえ、後遺症の症状に類似点は多くみられるようですが
診断名に表れているとおり、原因が異なります。

【音響外傷】後遺症のある方にしか分からない、と思われる
爆音・(原因により)音楽LIVEに対する「傷とトラウマ」があります。

【突発性難聴】後遺症がある方の心情は、ある程度理解できると思います。
日常生活で手話・筆談を必要とする重度難聴の方・中途失聴の方などの心情を
安易に「理解できる」とはいえないのが本心です。
難聴の方・難聴の経験がある方・難聴による後遺症のある方は
分かってくださるのではないかと思います。

1995年夏。
とある野外音楽LIVEフェスに、オーディエンスとして参加した時
意図せずして爆音LIVEに遭遇し、右聴覚の正常な機能を失いました。
右聴覚の音響外傷後、来月8月中旬で、30年が経過します。
右聴覚には、未だに完治が難しい音響外傷の軽度後遺症があります。

私は、中途難聴の一因である【音響外傷】に特化して、時折、発信をつづけていきます。


下記に、ぜひ御覧いただきたいサイトを御紹介します。
【音響外傷】関連記事で、以前に御紹介している『きこいろ』サイト様です。

☆『きこいろ』 片耳難聴の情報・コミュニティサイト  https://kikoiro.com/
2019年に発足した日本で初めての片耳難聴の当事者を中心とした任意団体『きこいろ』
片耳難聴のコミュニティ。
片耳難聴に関する情報発信、交流会や勉強会、啓発活動などを行う。
聞こえ方は、いろいろ。略して『きこいろ』。
聞こえと人の多様性ある社会を願い活動している。
(『きこいろ』 利用規約 2.リンクについて より引用)

☆『きこいろ』サイト様 より 
・「片耳難聴のすべて/対応や対策 片耳難聴と音楽」  
https://kikoiro.com/uhl-and-music/

・「片耳難聴のすべて/対応や対策 大きな音に気を付けて」
https://kikoiro.com/noise-induced-hearingloss/

・「片耳難聴のすべて/対応や対策 音楽を楽しむ時のヒント」
https://kikoiro.com/hitn-for-music/

・上記に御紹介した記事の著者:辻慎也さんの記事一覧
https://kikoiro.com/author/bigbossara50gmailcom/

・辻慎也さんへのインタビュー記事:きこいろ音楽担当インタビュー
https://kikoiro.com/interview-with-tsuji/


☆画像のマークは「きこ犬」(右耳・左耳難聴用) 作者:むとうねず さん(イラストレーター)
『きこいろ』サイト様より、利用規約に基づき、素材ダウンロードして活用しています。
出典:
・「きこいろ発 片耳難聴のオリジナルマーク」 https://kikoiro.com/original-mark/
・「公募採用作品の紹介」(「きこ犬」 など) https://kikoiro.com/result-of-mark2/
作者プロフィール・制作コンセプト
マークを使う人へのメッセージ・マークを見た周りの人へのメッセージ が掲載されています。

〈きこいろ発 片耳難聴オリジナルマーク使用のイメージ〉
1.当事者が、自己表明のチャームとして利用する
2.当事者が、周りの人に伝えるきっかけのツールとする など
3.片耳難聴のことを知っている身近な人にとって、思い出すヒントになる


◎関連BLOG記事:短歌+エッセイ  【音響外傷】+絶対音感
390. 音響外傷の「聴こえ」
~『ハートネットTV』 「#ろうなん 3月号 難聴の若者の生きづらさ」を視聴して~
+絶対音感の「真実」 [2025.3.7] (BLOG記事より、ほぼ全文を再掲載・一部加筆)

「聴こえ」より 聴こえなかった耳鳴りが
聴こえを塞ぐ 「音響外傷」

知られたくなかった「音キズ」
聴こえ戻り 伝え続ける 「音響外傷」


☆『ハートネットTV』 「#ろうなん 3月号 難聴の若者の生きづらさ」(Eテレ)
初回放送日:2025.3.5
https://www.nhk.jp/p/heart-net/ts/J89PNQQ4QW/episode/te/54ZMPVZ2LZ/

★「音響外傷」の完治が難しく後遺症がある場合、症状には個人差があります。


【音響外傷】について綴ったBLOG記事より一部抜粋
+加筆 -絶対音感と音響外傷-

●30年目の現状と心境 1995.8- (2025.1.10 BLOG記事より再掲載)
音響外傷軽度後遺症の現時点での症状、軽度後遺症と共に生きる心境などについて
当事者として発信を続ける意義があると考えています。
今後も、その都度、正直に現状と心境を綴っていきます。

★『AT JAZZ』サイト様にて【音響外傷】について記してきたことの要点です。
・音響外傷は、目安として外傷後1週間以内に、医療機関でステロイド投与点滴等の
入院治療を一定期間受けたとしても、完治が難しい場合があります。
・音響外傷は「ヒトの聴覚の感知許容レベルを超えた強すぎる音圧による外傷」です。
その名のとおり「疾患」ではありません。
・【音響外傷】と【突発性難聴】は、原因が異なります。
後遺症の症状は、個人差はあるとしても【突発性難聴】と類似点が多くあります。
→上記の詳細については、医療専門家のサイト等をご覧ください。

・イヤープロテクター等の事前準備をすることで、度を超えた音圧に遭遇しない限り
音響外傷を、未然に自己防衛することは可能です。
・イヤープロテクターは、Amazonなどインターネットで購入できます。
現在は、30年前とは比較にならない程、手頃な価格で優れた製品が販売されています。


幸い、現在は経過良好です。
音響外傷後、正常値の70%程度に低下していた右耳の聴力は
聴感として90%程度まで回復しています。
微かな耳鳴りが常に鳴り続けている、という軽度後遺症の症状はあるものの
音響外傷以降、数種類の耳鳴りがはっきりと聞こえる程度の音量で
長らく同時に鳴り続けていた状況から、現在は緩和しています。
日常生活においては、全く支障ないレベルを現状維持しています。

ただ、リアルLIVEに参加する際
・右耳のイヤープロテクターは必須 (軽度後遺症の悪化防止のため自己防衛)
・左耳は、LIVEの音圧・音量等の状況によりイヤープロテクターが必要
(音響外傷予防。左耳の正常な聴覚・生来の比類なき極めて精度の高い絶対音感という
右耳の音響外傷によるダメージを補完する精鋭機能を、生涯守り抜くため)
という現状は、1995年8月 右耳の音響外傷以降、変わらないです。

有料リアルLIVE参加は、聴覚に優しく響く弦楽器Solo・小編成のLive
Vocalを含めた小編成のAcoustic Live以外、ほぼ控えています。
鍵盤打楽器であるPiano Liveは、生音でかなりの音量があるので、基本は控えています。
良い機会の際、好きなPianistのSolo Liveのみ参加意向です。

リアルLIVEは、特別な楽しみがあると同時に、一抹の不安があることも本心です。
【音響外傷】という言葉すら知らなかった30年前の夏。
事前に予備知識があれば、現在の軽度後遺症を防ぐことは可能だったかもしれないです。

最も好きな自宅で、適度な音量に調整して鑑賞できる音源作品・LIVE音源(配信含む)は
私にとって、まさに「恵」です。


〇「絶対音感」と「音響外傷」  

一種の特殊機能といえる「絶対音感」
「見えない音」を「視える音」に瞬時変換する精鋭機能「絶対音感」

歌詠みとしての主題「倍音」を視て捉える「絶対音感」
私の人生を豊かに彩る最高のギフト=生来の比類なき極めて精度の高い「絶対音感」

体調と感情に左右されず、ゆらぐことなく、常に中庸に在り続ける感覚「絶対音感」
→ゆえに、体調の変化・感情のゆらぎが多少あったとしても
基本的に、心身の状態をニュートラル(中庸)に保つことができる

幸いにも、音響外傷の影響を全く受けなかった無傷の「絶対音感」
音響外傷直後の入院治療後から、右聴覚のダメージを補完する機能を完璧に果たし続け
現在と未来を照らし続けている無傷の「絶対音感」

「絶対音感」の真実について、時折、綴り続けていきます。

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◎『Spotify』Playlist
〇「音感トレーニングに最適な名曲・名演集」

-聴こえる音を瞬時に音名変換する音感トレーニング-
音感トレーニングと同時に、和声の美しさを聴いて会得できる名曲・名演を選曲。
絶対音感・相対音感ともに、音感トレーニングとして充分活用できると思われます。

https://open.spotify.com/playlist/46KyIAcSB2nW5ks9GDprZn?si=39dddcb4e5b54c1d&pt=4e2ff1f3ed8a61d23ba98e0bb41fbb04


2025.4.1- 初級編 J.S.Bach「無伴奏チェロ組曲」より作成開始 (随時更新)

・初級編:弦楽器Solo演奏・無伴奏 単旋律・比較的和声の少ない楽曲
J.S.Bach「無伴奏チェロ組曲」 (2025.4.1- 作成)
J.S.Bach「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」 (2025.6.16- 作成)

アルベニス「Asturias」 Guitar 独奏版 (2025.6 Ana Vidovic作品より/随時更新)
フランシスコ・タレガ「アランブラ宮殿の思い出」
江部賢一 Solo Guitar 編曲作品集より 比較的和声の少ない編曲作品 etc.

・中級編:二重奏・三重奏/上級編:四重奏~/番外編:Scat (予定・変更あり)


-J.S.Bach「無伴奏チェロ組曲」(全曲) 初鑑賞時のエピソード-
以前、J.S.Bach「無伴奏チェロ組曲」(全曲)のLIVE映像を鑑賞する機会がありました。
初めての全曲鑑賞。
チェロの奏でる全ての音が、すらすらと音名に瞬時変換して「音の言葉」で聴こえました。
全曲を通して単旋律の楽曲なので、それほど驚くことではないかもしれないです。
それでも、自らの絶対音感の精密さを、J.S.Bach「無伴奏チェロ組曲」を通して
絶対信頼するきっかけとなりました。


◎関連BLOG記事:
・短歌+エッセイ 主題「倍音」&「絶対音感」+『Spotify』Playlist
399. 研磨 -2025-  [2025.3.31] (短歌を抜粋)
https://www.jazz.co.jp/musician/Blog/1147.html 

倍音を詠みつづく意志
間接的共感を聴き
研磨 新たに


・短歌(+Archive)+エッセイ+『Spotify』Playlist
423. Ana Vidovic ~映像と配信の恩恵
+『Spotify』Playlist「音感トレーニングに最適な名曲・名演集」~ [2025.6.17]
https://jazz.co.jp/musician/Blog/1176.html


・短歌+エッセイ ~主題「倍音」~ [2024.12.19] 
372. 「Asturias」 ~「Ana Vidovic Guitar Recital」『Best of Classic』より~
https://jazz.co.jp/musician/Blog/1118.html (短歌を抜粋/再放送について加筆)

「Asturias」

音粒の行間をゆく倍音は
穏やかに詩を綴る清流


☆Ana Vidovic Official Site  https://www.anavidovic.com/

☆『Best of Classic』 「Ana Vidovic Guitar Recital」 2024.7.18 浜離宮朝日ホール
NHKラジオ らじる☆らじる 再放送/2025.7.9 21:15まで配信中

詳細:https://www.nhk.jp/p/bescla/rs/Z9L1V2M24L/episode/re/8PXLVVJYGY/
配信:https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=Z9L1V2M24L_01

曲目
J.S.Bach 「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BVW1006」
フランシスコ・タレガ 「アランブラ宮殿の思い出」
 「アラビア風奇想曲」「ラグリマ」「ムーア風舞曲」
アルベニス 『スペイン組曲』作品47から「グラナダ」「アストゥーリアス」
ソル 「モーツァルトの主題による変奏曲」作品9
ブロウウェル 「11月のある日」 など

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◎[Discography] 
〇1ページ https://jazz.co.jp/Mus/shpne_hanyou2.html
・『Spotify』+My Playlist (2024.7.23-) (2段目)
『Spotify』URL・Playlistの詳細・関連BLOG記事URLを記載。

〇3ページ https://jazz.co.jp/Mus/shpne_hanyou2.html?pg=3 
【音響外傷】について綴ったエッセイ・短歌・日記 (4段目)
BLOGタイトル・掲載日付・URL一覧・一部の記事より短歌の抜粋を記載
(後日、現在までのArchive一覧を作成予定/随時更新)


◎[Other] https://www.jazz.co.jp/Mus/shpne_hanyou4.html  (1ページ2段目)
-絶対音感・毎日の音感トレーニング方法- (随時更新)
生来の比類なき極めて精度の高い絶対音感を
生涯にわたって維持するための、独自の音感トレーニング方法

[2025.7.4更新]



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