佐山雅弘質問箱 - ジャズ 総合情報 アットジャズ @jazz

佐山雅弘質問箱 アットジャズ

※当コンテンツに投稿されても、全てに答えられるわけでは御座いません。
※不適切だと見られる投稿は、予告無く削除されます。
<< 前のページ - 新規に質問を投稿する -
5/9  Page
次のページ >>
jvocal
サブドミマイナー代理コード
投稿日時:2015/09/03 00:46
今回はちょっと違うテーマで質問させてください。サブドミマイナーです。マニアックな質問かもしれません。

スタンダードの中で、ダイアトニックと違うコードが出てきた時、よくあるのがサブドミナントマイナーの代理コードですよね。bⅡmaj7、bⅦ7、bⅥ7、bⅥmaj7。そして、7thはその前にm7をつけるというパターンもよくあります。キーがFの酒バラだと、2小節目はいきなりEb7が現れて、7,8小節はEb7に行く前にBbm(サブドミマイナーそのもの)をつけてます。

つけてるけど、機能はサブドミマイナーなのでここの2小節はEbのリディアン7thで弾けばいいというのが基本だと思います。現代のジャズでは、アドリブに限れば7小節目でドリアン(つまりb7thであるAb)を入れるのもありとも言われているようで、それは弾いていても納得できます(私はA音の方が好きですが)。ドリアンで弾いても次のコードであるAm7b5(転調していない)に無理なく行ける感じがあります。キーはGですがYardbird SuitなんかもbⅦ7ということでは同じですよね。

ところがなんですが、Out Of Nowhereという曲がありますよね(普通はGのキーで演奏されることが多いと思います)。ここで3,4小節目にサブドミマイナー代理のbⅥ7thと思われるEb7とその前につけたと思われるBbm7が出てきます。

ここを、転調ととらえる知り合いもいましたが、やっぱりEb7はサブドミマイナー(フラット6度7)と捕らえるのが正しいというベテランがいて私はそれに納得しました。Bbm7は上に書いたようにメロディックマイナーでもドリアンでもいい。ただし、転調であればEb7をミクソにすることもできる理屈ですが、ミクソにするとどうしても4度上のAbキーの3度であるCなどに解決したくなるので、本来のキーであるGに戻りにくい感じが出てくると思うのです。やっぱりEb7は解決しない進行を前提とするリディアン7thなのではないかなと。

もっとも私の好きなスティットなどは、ミクソっぽく吹いてからGのキーの3度であるB音を長く吹くなどして強引に?戻っている演奏もあって、それはそれで違和感はあまりないです。自分のレベルだと前回書いたテーマの方がずっと重いのですが、ひっかかると放っておけないたちなものでして、、、

ということで、やっぱりOut Of Nowhreのこの部分は、Bbm7はメロディックマイナーでもドリアンでもOKですが、Eb7はリディアン7thというのが初心者には無難かと思うのですが、佐山さんはどうお考えですか?


佐山雅弘
Re:サブドミマイナー代理コード
投稿日時:2015/09/10 06:30
結論から言うと、リディアンセブンがまずは妥当で無難だと考えます。お答えが遅くなりましたが、面白い話なので以下会話風に・・・

キーがFの酒バラだと、2小節目はいきなりEb7が現れて、7,8小節はEb7に行く前にBbm(サブドミマイナーそのもの)をつけてます。

つけてるけど、機能はサブドミマイナーなのでここの2小節はEbのリディアン7thで弾けばいいというのが基本だと思います。

 酒バラの場合はあくまでBbmMaj7であって、Eb7は後づけ、だと僕は解釈します。一体にⅡm7→Ⅴ7というのはビバップイディオムで、ジェロームカーンやコールポーターにたまたま出て来ても4度の強進行の為であって今日的な(今日的でもないか)サウンドを志向していた訳ではないと思うのです。
 Ⅴ7が出て来たらⅡm7→Ⅴ7に分ける。Ⅱm7が出て来たら、後づけでⅤ7を付け足すと、ビバッパートしてはアドリブがし易くなるし、ジャズっぽく出来る、というところ。
 ヘンリーマンシーニくらいになると、両面加味して、というか確信犯で使っているはず。それにしてもメロディの辿り着きと4度マイナーメジャーセブンスの合体はうなるほどのセンスですよね。
 ジャズのアドリブにして、まるっきりのⅡm7→Ⅴ7でドリアン→リディアンセブン(またはミクソリディアンとかオルタードとか)キーを離れてフレージングするのは大いにありだと思います。転調感は免れませんが。

ところがなんですが、Out Of Nowhereという曲がありますよね(普通はGのキーで演奏されることが多いと思います)。ここで3,4小節目にサブドミマイナー代理のbⅥ7thと思われるEb7とその前につけたと思われるBbm7が出てきます。

 ビングクロスビーの元歌は辿れなかったのですが、これも本来的にはⅡm7→Ⅴ7ではなくて単純なⅥb,サブドミナントマイナーだと思います。Ebメジャーで2小節伸ばしてみるとなかなかハリウッド的なサウンドになります。

 ここを、転調ととらえる知り合いもいましたが、やっぱりEb7はサブドミマイナー(フラット6度7)と捕らえるのが正しいというベテランがいて私はそれに納得しました。

 サブドミナントマイナー自体がクラシック理論では”借用”と云って、”転調まではいかないが一時的に違う調性を借りる”ということですから、アドリブラインを作るにおいては転調と捉えて何ら問題はないのです。ただ”借用”ですから元のキーのダイアとニックトーンが使える所はそちらを選んだ方がスムーズなので、結果的にリディアンセブンの音列になったりするのだな。

Bbm7は上に書いたようにメロディックマイナーでもドリアンでもいい。ただし、転調であればEb7をミクソにすることもできる理屈ですが、ミクソにするとどうしても4度上のAbキーの3度であるCなどに解決したくなる

 Cに辿り着いてしまって、それをGメジャーの3度の掛留音として捉えてフレージングを繋げる、というテもあるけれども・・・

やっぱりEb7は解決しない進行を前提とするリディアン7th

 で対処する方が”ウタ”がつながりますね。

 ここからは世間話。
 僕は移動ド。キーのトニックを”ド”と読んで演奏します。音を聞いたり譜面を見て、自分の耳にドレミファがどのように聞こえるか、でキーを判断する。これでいくと酒バラの4小節後半から8小節目にかけて”ソミミーラーーーソミミーラb-ーーミレ”と聞こえるので転調ではなく借用と捉える。
 out of nowhereも”ソラシレーーードソラシb-ーーーーーー”なので転調ではないのですが、4度マイナーはダイアトニックのまま移動ド読みできるのですが、6度フラットはまだ良いとして3度フラットマイナーは移動ド読みが大変なのでアドリブのときは転調して、つまりBbを”レ”と読んでフレーズを作ります。
 移動ド読みは調性感も出るし、転調もわかり易く、人間本来の感性に密着しているので自信を持って入るのですが、こういう面倒な借用和音の場合とかピボットコードでの扱い、モード、無調、フリーになると弱いですね。とくに無調やフリーの場合、言ってみれば全てハ長調で対処していることになる訳で、どうも困ってしまいます。
 

jvocal
歌うフレーズ練習法
投稿日時:2015/08/25 23:45
 佐山さんのビデオで、アドリブプレイヤーには2種類あって、引き出しから次々と出してくるタイプ、その場で作曲しちゃうタイプ、自分は後者と仰っているくだりがありました。これはずっと印象に残っていて、まず最初はどちらでも弾けないわけですが、オルタードのフレーズパターンなどをⅡ-Vで覚え、ここで出そうとしていれば段々出せるようになってきますが、アドリブの本道とは違うとは佐山さんも質問箱で書かれている通りだと思います。
 「弾きたいフレーズが頭の中で鳴る、それ以外を弾いちゃいけない」ともそのビデオで仰っていました。自分ははるか昔に下手な管楽器を吹いていて、8年ほど前に歌を始めたのですが、ダイアトニックコード中心の曲は、次のフレーズが浮かぶのでスキャットできます。なのに、ピアノとなるとフレーズが浮かぶ前に、次に弾かなきゃいけないコードスケール上の(外してなければどこでもいい)キーに指を置こうかという意識が強く、そうするとフレーズはいつまで経っても浮かんで来なくて、スケールやアルペジオを行ったりきたりしかできなくなってしまっていました。

 最近、ブラックバードを課題曲にしてから少しだけ光明が見えてきたような気がしています。最初はトニックやⅡm7がずっと続いていやだなあと思っていたのですが、我慢して練習しているうちにフレーズが終わってから、次に弾きたい音列が頭に浮かび、その何割かは弾けるような感じがしています。ソルフェージュが少しはできるようになってきたということなのかもしれません。そして自分なりに良いと思えるメロディーを弾けると、トニックやⅡm7を4小節くらい続いて弾くのが逆に楽しくなってきました。

 そこで、佐山さんが書かれていた「歌うフレーズを弾くキース・ジャレット」をYoutubeで探していたらブラックバードがあって、なるほど歌うというのはこういうことかと納得した次第です。バップ時代からよくあったパターンとは一味違うフレーズでしかもいいメロディーを奏でているんだなあと感じました。

 前置きが長くなりましたが、ここから質問です。
①上に書いたような意識や練習プロセスで間違ってないでしょうか?
②歌うフレーズを弾くためにもっと効率のいい練習法はないものでしょうか?何せ還暦目前で時間がないもので、欲張った質問でスミマセン。
佐山雅弘
Re:歌うフレーズ練習法
投稿日時:2015/08/27 23:45
&#9655; 先ず最初の質問の答。実に正しい道筋です。会話式の文中で追加事項を。

◎ダイアトニックコード中心の曲は、次のフレーズが浮かぶのでスキャットできます。

&#9655; いいですねえ。ジャズならずとも同様や歌謡曲を歌っていても、合いの手のフレーズが浮かびますね。ジャズのアドリブも基本はそこだと思うんですよ。

◎ピアノとなるとフレーズが浮かぶ前に、どのキーに指を置こうかという意識が強く、そうするとフレーズはいつまで経っても浮かんで来なくて、スケールやアルペジオを行ったりきたりしかできなくなってしまっていました。

&#9655; 冷たいようだけど・・・声で歌うほどにはピアノを弾くことが身についていない、ということなんでしょうね。ひとつには”このくらいの運動量はこなせなきゃ”とか”何とか上手そうなフレーズを弾きたい”という意識があるんじゃなかろうか?僕も演奏中に時々その意識が出て来て、そういうときはたとえ弾けたとしても説得力のないフレージングになりますね。
 ジャズは基本的にリズムコンシャスに個人個人の力量でフレージングすれば成立するようにできているので、「弾ける範囲でスイングさせる」ことに専念すれば良いんじゃないだろうか。
 あとは基礎力アップですね。ハノンも良いけど、音色力のアップにはブルグミュラーからショパンまで、何でもいいからクラッシックものをたどたど練習すると知らぬ間に音色も良くなり力まずに通る音が出るようになりますね。
 アイデアの獲得法は”聞きまくり”と”コピー(トランスクライブ)”しかないと思います。あ、セッションを重ねることで共演者からの受け売りが自然に身に付く、ということもありますね。気の合う人と知り合うと、だんだん喋り方が似てくる、みたいな。

◎ブラックバード。トニックやⅡm7がずっと続いていやだなあと思っていたのですが、練習しているうちにフレーズが終わってから、次に弾きたい音列が頭に浮かび、その何割かは弾けるような感じがしています。

&#9655;曲を何度もセッションしたり練習すると、タイムラインに沿ってコード感が身体を流れるようになりますね。その効果が大きいのでしょう。

◎ソルフェージュが少しはできるようになってきたということなのかもしれません。

&#9655; ソルフェージュです。表現力の源は何と言ってもソルフェージュ能力です。人のいうことがわかる、その背景にまで理解が及ぶ、自分の気持ちを表現出来る、より良い方法(短く簡潔に)で表現できる。日常会話のインテリジェンスにも通じます。かねがね僕はジャムセッションというのは飲み会の会話のようだと思うのです。気の合う仲間と連日飲んでも、会話法は変わらず、話題もさほど変化しないのに毎日違う話になっていて全部面白い。

◎そして自分なりに良いと思えるメロディーを弾けると、トニックやⅡm7を4小節くらい続いて弾くのが逆に楽しくなってきました。

ワンコードが続く中で自由にフレージングするというのは”モード”的快感ですね。

◎「歌うフレーズを弾くキース・ジャレット」Youtubeブラックバード。なるほど歌うというのはこういうことかと納得した次第です。バップ時代からよくあったパターンとは一味違うフレーズでしかもいいメロディーを奏でているんだなあと感じました。

&#9655; キースは確信犯だと思います(笑)メカニカルなビバップフレーズではなく敢てメロディアスに徹することで独自のスタイルを確立したように感じる。勿論フリースタイルとかフュージョンタッチとか色んな時期を過ごすうちにね。
 考えてみればメロディを紡ぐ、というのが一番それぞれ個人の個性が出易い方法ですものね。

◎前置きが長くなりましたが、ここから質問です。
①上に書いたような意識や練習プロセスで間違ってないでしょうか?

&#9655; 冒頭で述べたように順調なステップアップです。基礎力アップと見栄を捨てることを心がけたら、と考えます。正解かどうかはわかりません。ジャズの上達法は、個人個人が自分の上達法を発見する所にアルト思います。


◎②歌うフレーズを弾くためにもっと効率のいい練習法はないものでしょうか?

&#9655; やはり実際に歌うことでしょうね。ダイアとニックが歌えるように、コンビネーションディミニッシュスケールのような人工的な音列やフレーズも、コピーやら自分の考えたフレーズやらを口に出して歌っているうちに(階名がついてたり、ラララだったり)歌えるようになりました。
 お話を聞いていると、既に歌える範囲は広がりつつある段階のように思えます。安心して楽しんで欲しいです。
佐山雅弘
Re:歌うフレーズ練習法
投稿日時:2015/08/27 23:45
&#9655; 先ず最初の質問の答。実に正しい道筋です。会話式の文中で追加事項を。

◎ダイアトニックコード中心の曲は、次のフレーズが浮かぶのでスキャットできます。

&#9655; いいですねえ。ジャズならずとも同様や歌謡曲を歌っていても、合いの手のフレーズが浮かびますね。ジャズのアドリブも基本はそこだと思うんですよ。

◎ピアノとなるとフレーズが浮かぶ前に、どのキーに指を置こうかという意識が強く、そうするとフレーズはいつまで経っても浮かんで来なくて、スケールやアルペジオを行ったりきたりしかできなくなってしまっていました。

&#9655; 冷たいようだけど・・・声で歌うほどにはピアノを弾くことが身についていない、ということなんでしょうね。ひとつには”このくらいの運動量はこなせなきゃ”とか”何とか上手そうなフレーズを弾きたい”という意識があるんじゃなかろうか?僕も演奏中に時々その意識が出て来て、そういうときはたとえ弾けたとしても説得力のないフレージングになりますね。
 ジャズは基本的にリズムコンシャスに個人個人の力量でフレージングすれば成立するようにできているので、「弾ける範囲でスイングさせる」ことに専念すれば良いんじゃないだろうか。
 あとは基礎力アップですね。ハノンも良いけど、音色力のアップにはブルグミュラーからショパンまで、何でもいいからクラッシックものをたどたど練習すると知らぬ間に音色も良くなり力まずに通る音が出るようになりますね。
 アイデアの獲得法は”聞きまくり”と”コピー(トランスクライブ)”しかないと思います。あ、セッションを重ねることで共演者からの受け売りが自然に身に付く、ということもありますね。気の合う人と知り合うと、だんだん喋り方が似てくる、みたいな。

◎ブラックバード。トニックやⅡm7がずっと続いていやだなあと思っていたのですが、練習しているうちにフレーズが終わってから、次に弾きたい音列が頭に浮かび、その何割かは弾けるような感じがしています。

&#9655;曲を何度もセッションしたり練習すると、タイムラインに沿ってコード感が身体を流れるようになりますね。その効果が大きいのでしょう。

◎ソルフェージュが少しはできるようになってきたということなのかもしれません。

&#9655; ソルフェージュです。表現力の源は何と言ってもソルフェージュ能力です。人のいうことがわかる、その背景にまで理解が及ぶ、自分の気持ちを表現出来る、より良い方法(短く簡潔に)で表現できる。日常会話のインテリジェンスにも通じます。かねがね僕はジャムセッションというのは飲み会の会話のようだと思うのです。気の合う仲間と連日飲んでも、会話法は変わらず、話題もさほど変化しないのに毎日違う話になっていて全部面白い。

◎そして自分なりに良いと思えるメロディーを弾けると、トニックやⅡm7を4小節くらい続いて弾くのが逆に楽しくなってきました。

ワンコードが続く中で自由にフレージングするというのは”モード”的快感ですね。

◎「歌うフレーズを弾くキース・ジャレット」Youtubeブラックバード。なるほど歌うというのはこういうことかと納得した次第です。バップ時代からよくあったパターンとは一味違うフレーズでしかもいいメロディーを奏でているんだなあと感じました。

&#9655; キースは確信犯だと思います(笑)メカニカルなビバップフレーズではなく敢てメロディアスに徹することで独自のスタイルを確立したように感じる。勿論フリースタイルとかフュージョンタッチとか色んな時期を過ごすうちにね。
 考えてみればメロディを紡ぐ、というのが一番それぞれ個人の個性が出易い方法ですものね。

◎前置きが長くなりましたが、ここから質問です。
①上に書いたような意識や練習プロセスで間違ってないでしょうか?

&#9655; 冒頭で述べたように順調なステップアップです。基礎力アップと見栄を捨てることを心がけたら、と考えます。正解かどうかはわかりません。ジャズの上達法は、個人個人が自分の上達法を発見する所にアルト思います。


◎②歌うフレーズを弾くためにもっと効率のいい練習法はないものでしょうか?

&#9655; やはり実際に歌うことでしょうね。ダイアとニックが歌えるように、コンビネーションディミニッシュスケールのような人工的な音列やフレーズも、コピーやら自分の考えたフレーズやらを口に出して歌っているうちに(階名がついてたり、ラララだったり)歌えるようになりました。
 お話を聞いていると、既に歌える範囲は広がりつつある段階のように思えます。安心して楽しんで欲しいです。
jvocal
Re:Re:歌うフレーズ練習法
投稿日時:2015/08/28 00:33
丁寧なご回答ありがとうございました。「何とか上手そうなフレーズを弾きたい」意識はものすごくあり、これが障害になってるというのはホントにその通りです。また質問するネタがわいてきたのですが、取り急ぎお礼です。

イノジャズ
ブルースとジャズの違い、あるいは似てるとこ?
投稿日時:2015/08/12 01:07
佐山さんの演奏をはじめて聴いたのは、当時の私のアイドル永井隆さんのバンドだったと思います。ブルースから音楽が好きになり、今はジャズをハーモニカで演奏したいとクロマチックハーモニカを志し苦戦しています。ジャズはなんかアドリブの意味もよくわからなくて難しいと感じています。昔よく聞いてたブルースのレコードを聞くと単純でいいな~と思ったり、また単純なので何曲も聞くのはシンドいなーと思ったりします。
お尋ねしたいことはジャズとブルースのアドリブの違いってどのように考えていらっしゃいますか?両方やるとどんな事気づいたりするのでしょうか?
佐山雅弘
Re:ブルースとジャズの違い、あるいは似てるとこ?
投稿日時:2015/08/14 00:43
 山岸に連れられて永井ホトケと出会うまで、所謂”ブルース”というジャンルとは無縁でした。でも最初に好きになったのがオスカーピーターソンの”Hymn To Freedom”で、十分ブルージーな要素は身体にはあって、何とかセッションをしてましたね。近藤房之介が切り回していた”STOMP”という店が下北沢にあって夜な夜な飲んでた。「僕がきたらとりあえずロバートジョンソンをかけてくれ」と頼んで、曲が変わっても違いがわからなかったのがひと月ぐらい通ううち、ある時「これ、このあいだも何だか耳に残った曲だな」とうっすら認識が出て来て、それからあとは加速度的に色んなことが見えるようになりました。
 体験談はともかく質問の答。
 まずは具体的な対処法を。
 ブルースのフレーズは基本的にはそのキーのブルーノートですね。CのキーだとCのブルーノートスケール。コードがFになってもFのブルーノートではなくCのブルーノートスケールを当てていく。
 この方法をブルースでない曲、たとえばジャストザウエイユーアーなんかに当てはめてアドリブすると、ツルリとブルースな曲になる。
 ブルーノートというのは一種のモード(単一の音並び)なので音選びは簡単。あとは聞き込んで雰囲気を身につければよいだけ。とはいえそのフィーリング体得が、難しい人には難しい所です。僕もそうでした。そこで前述したストンプでの連日飲み、みたいな外堀から攻めるような学習方法になる。
 ジャズ。ビバップやモードの曲でもブルーノートを当てはめてそれなりの場面を作ることはよくありますね。チャーリーパーカーの時代から大いに行われていて、前面に押し出したのがファンキージャズ。モーニンとかソングフォーマイファーザーですね。僕の個人史としては歴史とは逆順にそちらから覚えていったのでファンダメンタルなブルースにも対応出来たのかも知れません。
 そんなこんなであまたセッションをする中でたどり着いた僕の理想とする所は、と言えば。
 どんなジャンルの音楽でも一緒。”心を真っ白にして聞こえた音を弾く”ということで、ジャズの中でもモードの曲をしていればそれ風なアドリブが聞こえて来て(心に浮かんで)それをつかみ出して現実の音にして弾く。これを次々に繋げ、続けると足跡のように自分のスタイルになっていく。ビバップ、スイングなど他のスタイルでも同じ。そしてそれがブルースだったら当然ブルース調のアドリブが浮かんでくる。時には演奏しているジャンル風じゃないフレーズが心をよぎる。その時はためらわずにそれを弾く。ブルースのドミナント部分でビバップ的なメロディ、とか。トニックの続く最初の4小節で5度のドリアンモードを基調にしたアドリブを展開するとか。先にも述べたようにAORの曲でブルーノートを押し込む、とかね。
 基本的には、マイナーペンタトニックが弾けて、リズムに乗ってフレーズを出していけばブルース演奏は成立します。ジャズもロックもそこから始まった音楽だから、どこまで行ってもブルースの要素は入っています。
 「わから&#12316;ん!」と叫びながらブルース浸りの何週間。当然お酒付き、友人付き。試してみたらどうでしょう。ブルースが身に付かなくても楽しい期間にはなりますよね。
イノジャズ
Re:Re:ブルースとジャズの違い、あるいは似てるとこ?
投稿日時:2015/08/14 03:52
お答え頂き有難うございます。
「自分の聞こえてきた音を弾く」ということですね。またその前によく聞いて、「聞いているうちに加速度的に見えてくる」ということですね。私の場合はブルースハープでブルースを覚えそこからジャズをきくようになったので、ジャズの世界で「よう分からん」と叫びつづけて30年というところです。わからないところが魅力ということもあるのでその解明にまたお邪魔します。
いろんな要素のあるバンドでしたね。フランスからかえった続木力さんのブルースハープでの枯葉は私には異文化体験でした。あのバンドでジャズの不可思議な感じにやられてしまったことが確認できました。

kamomesann
ビックバンドにおけるピアノとギターの役割。特にギターです。
投稿日時:2015/07/31 01:43
 ビックバンドをやっています。ビックバンドは管楽器が歌としてメインで、ピアノとギターはドラムやベースと同じリズム楽器に位置しています。そのためか、あまり出しゃばりすぎると、管楽器に迷惑をかけて、なかなか弾くことができません。最近では、引かない方がいいのではないかとすら思ってきています。
 ピアノはいいのですけど、私はギターをやってます。ギターはピアノとかぶってしまい、何か同じことをしている感じになります。そして、調べてみると、行きつく先がカウントベイシーのフレディーグリーンの四つ切にたどり着きました。四つ切もすばらしいので、最近は練習しています。なかなかスィングの1,3音。2,4音のニュアンスの違いを出すのが大変ですけど楽しくなってきました。しかしです。四つ切があわない楽曲も数多くあります。特に最近のジャズの曲などです。その時などは、ギターはどうしたらいいと思いますか?


 それと、蛇足的な質問ですけど、佐山さんは、いつもギターと一緒にジャズやるときに、気を付けている点や、ギターにこういうことをしてほしいなどということはありますか?

 いくつも質問してしまい、すいません。よろしくお願いします。
佐山雅弘
Re:ビックバンドにおけるピアノとギターの役割。特にギターです。
投稿日時:2015/08/07 01:32
『見落としておりました。面白い質問内容なのでグッと踏み込んで回答したい。
ついては2&#12316;3日かそれ以上掛かるかも知れません。もうしばらくお時間をくだ
さい。』
佐山雅弘
Re:Re:ビックバンドにおけるピアノとギターの役割。特にギターです。
投稿日時:2015/08/08 00:16
最初にお断りで恐縮ですが、僕自身はビッグバンドに全く詳しくもないし、オーケストラアレンジは出来てもブラス、とくに金管のアンサンブルについては苦手です。ピアニストの気持ちとか、ジャズの文学的側面の話として参考にしたりしなかったりしてください。
長くなっちゃったので飛ばし読みでも。

さて頂いた質問の項目を整理してみると・・・
①リズムセクションとしてのギター
②弾かない方が?
③ピアノとギター
④四つ切り
⑤コンボに置けるピアニストとしての共演ギターへの基本態度
ということになりますね。順番に考えていきましょう。

① リズムセクションとしてのギター
4人のリズム隊がノリを同じくして演奏すると凄い推進力になりますね。いわば4気筒のエンジン。ということは先ず一人一人がエンジンになって回転がリンクする、という状態を目指すわけ。4つ切りやアクセント合わせ、長い音での和音の提供、などなど出来ることはいっぱいあるけれど、何をしていても基本的なタイムとグルーブが一致していることです。これは弾いた音符で作っていくのではなく、体で感じていることが弾いた音に乗っかる状態にならないとノリは出ないし、エンジンにならない。
解釈を統一するとかパターン打ち合わせをするのも良いけれど、先ずは気持ちを合わせることでしょう。
② 弾かない方が?
弾かない方が良い、というよりは弾かなくても良いのです。義務としてではなく権利として弾く、とでも言おうか。
ビッグバンドと言うとギターの4つ切りが定番のように思いがちですが、それは間違い。ベイシー楽団そしてフレディグリーンのスタイルであってゲレンミラーもエリントンもグッドマンもそのスタイルはとっていない。
まぁそれだけベイシーサウンドが魅力的で影響力が大きいということですね。これはジャズファンとして楽しいエピソードとして脇に置いておく。
コンボでのバッキングを箇条書き風・簡単な解説付きにしてみると
「和音の提供」白玉での和音提供が基本ですが、4つ切りにもこの要素(進行している和製のガイド)はありますね
「合いの手」ベースラインがそうであるようにギターの4つ切りも結果的にフレーズの合間の間の手になっている、という面がある
「アクセントユニゾン」ソロフレーズのアクセント位置に合わせてそこを強調してあげる。ビッグバンドで言うとセクションのトップノートにユニゾンする場面。
くらいのことになりますが、基本的にはフルバンドでも同じでしょう。コンボのように気ままにやると色々「アタル」ので、“こう弾きたい。今なら弾けるスペースがある”という時に弾くと良い。つまり「弾かないでも良い→義務的に弾かなければならないことはないのだ」と考えてよいのではなかろうか。
③ ピアノとギター
ピアノの立場を述べます。
ピアノの譜面には-9とか13とか+11なんて面倒なことが逐一書いてある。コンボ屋としてはメジャーがマイナーかセブンスの指定さえしてくれてれば機能和声は把握出来て、テンションその他は自由にさせてほしい。でもビッグバンドだとヴォイシングが決まっているのでそのように弾く、少なくとも違うテンションは入れないことが大事になってくる。なんだかつまらない気持ちにもなる。けれどもサックスソリなんかとのタイミングが合って、ピアノ特有のアタック感をブラスサウンドに加味することが出来た時などはアンサンブルの妙味・喜びがヒタヒタと湧き上がりますね。
 ただこの場合、あくまで裏地でなくてはいけない。ピアノの音がピアノとして聴こえると失敗。なんだかブラスアンサンブルの音色の質が変わったな、上質になったな、豊かになったな、というサウンド・境地がプロっぽいところ。ただしこれはギターにはあまり向いていないですね。
④ 四つ切り
同じコードを4拍弾く。同じコードをポジションを変えて弾く。CMaj4拍をCMaj→Dm7→D#dim→Em7、のようにコードプログレッションを作る(これが意外とブラスアンサンブルと当たらずに両立するんですね)。など色んなステップがありますね。基本のリズム、タイムとグルーブが伴ってないと無意味とはいえ、このテの学習はとても楽しいですね。そう!技術や知識の習得はプレイヤーの義務でなく音楽家の楽しみなのです。
その意味で基礎能力として4拍をコードで刻み進めるようになるのはとても有効で有意義なことです。幸いその学習に喜びを見いだされている様子。ぼくも嬉しい限りです。
ただ、仰る通り「何が何でも4つ切り」という必要は全くないですから義務感から自分を解放してあげましょう。四の五の言う人がいたら「そうですね&#12316;」と笑顔でスルーしましょう。
⑤ コンボに置けるピアニストとしての共演ギターへの基本態度
ギターは管楽器だと僕は思ってます。アルトサックスと共演するようにギターとご一緒する。たまたま和音が出てバッキングも出来るのでギターがバッキングに入った時はピアノは休みにしてそれなりの場面にする、とか、こちらは白玉にして、合いの手やリズミックなバッキングは任せる。
リズムパターンに入ったらユニゾンぽく合わせたり、組み合わせで錯綜するようなパターンを出し合ったり。楽しみ方は無限にある。
 基本は「こうしなくちゃ、これは弾かなくちゃ、これは守らなきゃ」なんてことはなくて、「こんなことしたら面白くなるな」「なんだかこんなことしてみたくなっちゃったな」ということをやっちゃう。面白い。でもそれはコンボの楽しみか。
 コンボミュージシャンにはヘッドアレンジの要素・素養が必須ですが、ビッグバンドの場合は、クラシックとか吹奏楽のように「書かれたものを如何に良く実現していくか」という喜びの要素が多分にある気がしますね。
 “落ち”や“結論”が付けられないままで心残りですが、つらつら考えてみました。
kamomesann
Re:Re:Re:ビックバンドにおけるピアノとギターの役割。特にギターです。
投稿日時:2015/08/14 01:57
場違いな質問にもかかわらずご丁寧にありがとうございます。

まだまだ学ばないといけないところは多いですけど、楽しくなってきたので、楽しいうちに身に着けていきたいと思います。

コードプログレッションは勉強中なので、今後幅を広げていきたいです。

ギターが管楽器と同じというご意見は、なるほどと思いました。ビックバンドをやっていても、管楽器と同じ風になってしまうと思いましたが、そんな感じなのだと感じました?(先ほどから感じるばかり使いますが、感覚的です。)

なんだか、ジャズは、知識や経験なども重要ですが、やっぱり『感覚』に落ち着くのかなとも感じてしまいました。

もっといろいろなジャズを聴いて『感覚』を磨いていきたいです!
佐山さんの演奏も聴きに行って参考にしたいです。

改めて、ありがとうございました。

バド
ドラムを意識した演奏
投稿日時:2015/06/24 23:58
ピアノをしていますが、ソロの時オクターブを使ったりで、頑張って盛り上げようとしてますが、ただ音を大きくしてるだけでどうしてもワンパターンになってしまいます。
セッションとかで、上手いドラムの人は、ピアノソロを淡々としてても、コーラスごとにロールを使ったりブラシからスティックを変えたりと、盛り上げをしていただけます。演奏を盛り上げるにはやはり、ドラムを刺激して色々なノリを出してもらいたいなと思っていますが、ドラムにテンション上げてもらうには、どの様に刺激したらいいのか悩んでいます。ポリリズムなど繰り返してたらいいのかなとか、
覚えやすい簡単なリズムを繰り返してたらいいのかと思うんですが、ご意見伺えますでしょうか?
盛り上げて音だけ大きく出されると自分の音が聞こえないので困るんですが、、。
宜しくお願いします
佐山雅弘
Re:ドラムを意識した演奏
投稿日時:2015/08/07 01:33
チェックはしていたつもりなのですが見落としておりました。面白い質問内容なのでグッと踏み込んで回答したい。
ついては2&#12316;3日かそれ以上掛かるかも知れません。もうしばらくお時間をくだ
さい。』
佐山雅弘
Re:Re:ドラムを意識した演奏
投稿日時:2015/08/08 00:03
 先ず、多少具体案を述べます。
① 間を空ける
ピアニストはとかく弾きっぱなしになる傾向がありますね。ワンフレーズ弾いたら、その余韻を楽しむように間を空ける。すると弾いたフレーズの説得力がグッと増します。そしてドラマーはフィルを入れてきますから、自発的に盛り上がってくれることが期待出来ます。「僕のフレーズにかぶっても良いから、思いついたフレーズは叩ききって頂戴」と僕はよく注文を出します。
② コールアンドレスポンス
①と似てますが、こちらは如何にもドラムの応答を期待したフレーズを出します。リズミックなパッセージが分かりやすい。
③ 頭打ちのバスドラムなし
ジャズに慣れてないドラマーは、つい段落のアタマでバスドラムを踏みます。これはジャズ、とくにビバップではほぼ無いのです。シンバルでダウンビートのアクセントをつける時に補強で踏むことはある。しかし段落超えは基本的に「ンタタト」とか「タトント」あるいは「ンタトン」のように最後の八分音符か四分音符で次のバーに行く。フィリージョージョーンズを聴いてみれば手に取るように分かります。とくにマイルスバンドでのレッドガーランドとのコンビネイション。実に素晴らしい。ドラマーに教えてあげましょう。
④ ズレた時は相手に合わせる
ピアニストはつい走りがち。でもリーダー的なことが多いので優秀なベース・ドラムコンビだと二人で示し合わせて帳尻をつけてくれます。アマチュアレベルだとそうもいかないのでドラムのアタマ打ちシンバルが最も有効な修正手段になります。「僕の方が合っているのにィ」なんて言わず思わず、ありがとうの笑顔でそこから持ち直しましょう。
⑤ ダイナミクスがマックスの時はピアノの音は消えると心得る
ずーっとは辛いですが、バンドが一番盛り上がっているとき、ピアノの音がギリギリかき消されるくらいがジャズ演奏としては格好良いのです。8小節ぐらいは歯を食いしばって、それでも最高のフレージングを心がけていればお客様には届くものです。ちなみにベースのランニングはギリギリ見え隠れする感じがジャズっぽいですね。イマドキのジャズフェスはロックミュージックの影響でベースをとにかく全部はっきり出す。そして、あろうことかバスドラムをセットの中で最も大きくPAチューニングする。僕などはそれだけで鼻白む思いがするものです。

 さて以下は世間話です。読み飛ばしてもらって構いません。一般論ではなく多分僕だけの持論ですから。

 バンドはドラムです。「誰がドラムを叩いているか」が「どんなバンドか」ということです。
 ピアノはドラムを引っ張れません。上手に引っ張ってもらうことを学習するのです。だから、思うに任せないドラマーに当たった時は、そのレベル、彼が活きるスタイルや曲や演奏方向で音楽を作るのですね。
 思うに任せない、と言いましたが実は・・・思うに任せるドラマーの時も同じだということにお気づきでしょうか。自分の好みに合っている、というだけで、演奏の全体像は彼の音楽性に委ねられているのです。
 と思うと、好きなタイプもそうでもないタイプも楽しめるでしょう。少なくとも楽しい修行にはなります。本当に嫌いなプレイヤーというのは人間も嫌いなはずなので一緒には演奏しないでしょう。
バド
Re:Re:Re:ドラムを意識した演奏
投稿日時:2015/08/12 09:12
ありがとうございました!
今後意識していこうと思います

<< 前のページ - 新規に質問を投稿する -
5/9  Page
次のページ >>
出張演奏ミュージシャン派遣 ジャズ吉くんマンガ 出張演奏について 有料広告登録について イベント集客について ライター募集

お勧めイベント・プレゼント


ライブスケジュール セッションスケジュール
ライブとセッションのスケジュールをチェック!


バンドメンバー募集 バンドメンバー募集
全国のバンドメンバー、セッションメンバー募集情報

出演者募集 出演者募集
全国のライブハウス、イベントなどの出演者募集情報

ライブハウス情報 全国ライブハウス情報
全国のライブハウスの情報!
地域ごとでの検索が可能

求人情報 音楽関連求人情報
音楽講師・ライブハウスのスタッフ、音楽関連のお仕事の紹介!

物件情報 物件情報
ライブハウスや音楽スタジオなど最適な物件をご紹介!

スタジオ情報 スタジオ
全国のスタジオ情報掲載中!練習する場所を探そう!

音楽学校情報 音楽学校
音楽学校情報掲載中!詳細はこちら!

ジャズミュージシャン ジャズミュージシャン
トッププロからアマチュアまで。特集インタビューも掲載

ジャズイベント情報 イベント情報
チケットプレゼント、無料イベントのご紹介です!

ジャズ ジャムセッション ジャムセッション
全国のジャムセッション情報、演奏をして仲間を見つけよう!

楽器関連情報 楽器関連情報
新製品情報、プロミュージシャンによる試奏レポートなど

CDレビュー CDレビュー
アットジャズメンバーによるジャズの名盤ランキング

レンタルホール・箱貸し レンタルホール・箱貸し
ライブ会場、ライブハウス、レストランの箱貸し情報

ジャズミュージシャン ジャズ入門講座 (歴史編)
ジャズの誕生から現代ジャズまでの流れをご紹介

全国楽器店 全国楽器店
全国の楽器店情報、楽器の種類、エリアで検索できます

ミュージシャン特集記事 ミュージシャン特集記事
ミュージシャン特集記事のバックナンバーです。

ジャズ携帯版 @ジャズ携帯版
携帯用のアットジャズサイトです

アットジャズ メニュー

ボーカル教室 ボイトレ カラオケ 個人レッスン 松戸 柏 流山 ジャズ管楽器 ヤマハ Zxpress アットジャズ求人募集

会社概要      サイトについて      プライバシーポリシー      ご利用規約      投稿規約      免責事項
Copyright (C) 2012 E-Jazz Co.,Ltd.All rights raserved.

@JAZZ Twitterアカウント