木村奈保子 Profile

京都外大英米語学科在学中はバンド活動をしながらも、

卒業後は、民放放送局アナウンサーに。

退社後、父親の貿易会社を手伝いながら、ラジオの音楽番組のボーカルコンテストで2位。その後、映画音楽番組ホストに起用される。



ジャーナリストとしてカンヌ映画祭ほか世界の映画祭に出席し、スピルバーグ監督や女性映画人に出会ったことから、歌と音楽と映像の綜合芸術である‘映画’の世界に向かうことを決意。同時に、新聞や雑誌の執筆連載で、もの書きとしての使命を知る。



 その後、水野晴郎氏が主催する映像プロダクションに協力し、日本テレビの映画番組や、日本ビクターの音楽とファッション映像の制作を行う演出家として、制作会社を設立。自ら歌うオリジナルソング「雨のレイトショー」が、数々の映画番組のテーマ曲になり、のちに水野晴郎監督の舞台でも歌手役で歌う。



「木曜洋画劇場」(テレビ東京系)でゴールデン枠の映画解説者となったころ、フルート奏者(東京フィルハーモニー交響楽団)の坂はし矢波氏の誘いにより、映画を語り、映画音楽を歌うシネマオーケストラの出演を始め、数々のクラシック奏者と共演。

そもそもサルサダンス、ヒップホップを趣味とし、’ダンス’を通じて音楽と民族の血を研究していたことから、2000年以降、もっとも敬愛する映画「ブルースブラザース」を目指して、プロのジャズバンドによるシネマバンドを結成。ライブハウスやステージで活動。豪華客船にっぽん丸のディナーショーでは、サクソフォニスト、MALTA氏と共演。山梨映画祭では、作品の審査委員をするかたわら、オープニングライブでドラム演奏も披露。

2006年、秋には19回東京国際映画祭で、国際映画人シンポジウムのホストをつめながら、六本木ヒルズ、アリーナイベントとして、3日間を通し、木村奈保子映画音楽楽団ワンマンライブを敢行。歌うように語る、語るように歌うドラマチックアーチストを目指して、音楽活動を広げている。

昨今は、自ら輸入した素材で開発した、ミュージシャンのための楽器ケースバッグ、NAHOK(ナホック)を、ヒットさせた。