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2019年7月24日
高野寛『Spectra~season.3』 at天神モノリス 2
♪LIVE REPORT♪
高野寛 デビュー30周年記念ツアー
『Spectra~season.3』 at 天神モノリス 2019.7.19
part.2
#3.「大切な君のもの」
忌野清志郎さんとの想い出・エピソードが語られます。
「清志郎さんは、どんなに歳の離れた若いミュージシャンにも、楽器のスタッフにも優しかった」
続いて歌われた、野野プロ(忌野清志郎&高野寛)「大切な君のもの」。
高野寛さんの歌声に、忌野清志郎さんの存在が確かにあることを感じました。
#4. 「画家の一生」
ひとつのハイライトシーンだったと思える場面。
Nathalie Wiseのエピソードが語られます。
Nathalie Wise・1st Album 『Nathalie Wise』レコーディング初日 2001.9.11
その日、レコーディングが続けられなくなり中止したこと。
その1st Album 『Nathalie Wise』に収録された「天と点」の原曲は、
インストゥルメンタル「画家の一生」という楽曲だったこと。
そして、ライブ前日の痛ましい事件のこと。
高野寛さんの心境が語られ「画家の一生」を、アコースティックギターで演奏されました。
美しいメロディとコード進行が、アルペジオで優しく奏でられる楽曲。
その日、やりきれない思いを抱えたまま、ライブ当日を迎えていました。
ライブの時は、気持ちを切り替えて楽しんでいたけれど・・・
前日の事件が、ライブの雰囲気に影を落としていることを何となく感じていました。
「画家の一生」に、心が救われたシーンでした。
#5. 「each other」・「Dog Year,Good Year」・「エーテルダンス」
ブライダル会場の雰囲気とも相まって、
ライブ中盤は、高野寛さんの歌とギターの音色に、
じっくりと静かに耳を傾ける時が流れています。
『Spectra~30th All Time & Collaboration Best~』収録楽曲が、
次々と、歌い奏でられます。
「each other」
福岡でのソロライブは5年ぶりという高野寛さん。
福岡を訪れた5年前「福岡ドームでポール・マッカートニーのライブを観ました」
というエピソードが語られました。
「each other」は、ポール・マッカートニーが演奏していたウクレレに影響を受けて、
ウクレレで作曲した楽曲、と語られました。
「Dog Year,Good Year」
CD音源では、間奏のメロディは、管楽器のような不思議な音に聴こえていました。
ライブで、その不思議な音は、高野寛さんのVoiceだったという新たな発見がありました。
CD音源よりもずっと長く即興的な間奏が終わると、高野寛さんのVoiceに拍手が贈られました。
「エーテルダンス」
イントロから拍手が起こります。
「エーテルダンス」の世界観を創り出すコードの響き。
アコースティックギター弾き語りというシンプルな構成だからこそ、
コードの響きが際立って聴こえます。
#6.「おさるのナターシャ」
ライブの雰囲気が「静」から「陽」へと転換するきっかけとなったシーン。
「セットリストの予定にない曲をしようかな」と始まったのは「おさるのナターシャ」。
高野寛さんがDJを担当された『THE MUSIC OF NOTE』(FM COCOLO・ 2019.1~3)を
聴いて出会い、大好きになった「おさるのナターシャ」。
ラテンのリズム3-2のハンドクラップと高野寛さんのコラボレーションで、
ライブの雰囲気がぱっと明るくなります。
「おさるのナターシャ」以降、高野寛さんがふと見せる笑顔が、
より自然に柔らかくなったように思いました。
「おさるのナターシャ」に高野寛さんの優しさを感じました。
次回は、
高野寛 デビュー30周年記念ツアー『Spectra~season.3』
at 天神モノリス 2019.7.19
LIVE REPORT part.3 へ続きます♪
投稿日:2019年7月24日
投稿者:祥子
グレイト!(1)
2019年7月21日
高野寛『Spectra~season.3』 at天神モノリス 1
♪LIVE REPORT♪
高野寛 デビュー30周年記念ツアー
『Spectra~season.3』 at 天神モノリス 2019.7.19
part.1
19:00頃。天神モノリスに到着。
ラウンジには、ゆったりくつろげるソファ・
きれいなシャンデリア・ガラス越しに観る噴水・・・
ブライダル会場ならではの、お洒落な雰囲気。
ライブ前のひととき。その空間をゆっくりと楽しみました。
受付で案内されたライブ会場は、
すでに開場している様子。
入場して、どの席がいいかな・・と、
まずは前方に行ってみると、
1列目中央の席にいらっしゃった女性の方が
「この席空いてますよ。ここに座りませんか?」と、
その方の隣の席を勧めてくださいました。
なんと目の前にステージセットが組まれています。
その方とお話ししてみると、同世代で、高野寛さんの音楽に出会えた時期(高校時代)が共通し
ていて、すぐに親しみを感じ、MCT2018の思い出など楽しく話しました。
ステージと客席の段差はなく、ステージセットは、マイクスタンドとアコースティックギター。
シンプルなセッティング。
幸いにも、ステージセット目前の席で、ほどよく緊張しつつ、ライブを楽しむことができました。
BGMは、愉快な映画のサウンドトラックのよう。
ライブ開演前に、楽し気な雰囲気を醸し出しています。
ライブでの印象深いシーンを中心に綴ります。
#INTRODUCTION
20:00。
客席照明が暗転。
ステージがほのかに明るく浮かび上がります。
ステージ背景には、美しい星空をイメージするロマンティックな演出。
会場左に設置されているセレモニー仕様の階段を降りて、颯爽と登場する高野寛さん。
大きな拍手が贈られます。
「授賞式のようだね」とほほ笑む高野寛さん。
#1.「相変わらずさ」~「(それは)MUSIC」~「IS THAT LOVE?」
ライブは「相変わらずさ」からスタート♪
ライブの始まりを宣言するように、福岡・天神モノリスversionの、
この日だけの歌詞が織り交ぜられます。
高野寛さんの歌とギターに応えるように、自然とハンドクラップが始まり、
開始早々いい雰囲気です。
「相変わらずさ」の歌詞に登場する「別府から」の言葉のリズムが好き。
九州で歌われる「別府」は、ホーム感があります。
「(それは)MUSIC」
出会いは、MUSIC CITY TENJIN 2018・MCT MAIN STAGE
『高野寛×宮沢和史×おおはた雄一』。
そのMCT2018ライブで初めて聴いて、大好きになった「(それは)MUSIC」。
高野寛さんとハンドクラップのコラボレーションは続きます。
「IS THAT LOVE?」
序盤2曲からぐっと時代を遡って、初期の作品からのLOVE SONG。
#2.「中央線」~「500マイル」
同日7/19に、福岡・都久志会館にて、
コンサートツアー【時を泳げ 魚の如く】福岡公演を開催された宮沢和史さん。
天神モノリスから都久志会館までは徒歩10分圏内という近距離。
MCT2018・ヘッドライナー&1番手でMCT MAIN STAGEに登場した
『高野寛×宮沢和史×おおはた雄一=ユニット名:酢もつ(仮)』。
ツアースケジュールを知り「せめて1日でも日程がずれていれば・・・」と、
どちらのライブに参加するか迷われた福岡近郊の方も多かったのではないでしょうか。
高野寛さんも、そのことを数日前に知り「事前に分かっていれば日程調整したのにね」
と話されました。
宮沢和史さんとは「お互い、いいライブにしよう!」とエール交換した、
というエピソードも語られました。
「MIYAとは最も多くの楽曲を共作している。親戚のような存在」と語られ、
THE BOOM「中央線」~「500マイル」をしっとりとメドレーで。
「電車メドレー」と名づけられました。
☆次回は、
高野寛 デビュー30周年記念ツアー『Spectra~season.3』
at 天神モノリス 2019.7.19
LIVE REPORT part.2へ続きます♪
投稿日:2019年7月21日
投稿者:祥子
グレイト!(1)
2019年7月14日
飾り山笠 in IMS 公開中☆
♪IMS 30th Anniversary
~飾り山笠 in IMS 公開中☆~
福岡・博多の街は、博多祇園山笠シーズン真っ最中。
明日7/15 4:59。
いよいよクライマックスの行事『追い山笠』が
スタートします。
飾り山笠 in IMSの公開は、本日7/14まで。
先日、IMSを訪れた時、
飾り山笠の雄姿を観てきました。
B2F・IMSプラザに登場している飾り山笠
十二番山笠天神一丁目。
その高さは、2Fに届くほど、堂々とそびえ立っています。
IMSのエスカレーターを上り下りしながら
各フロアから
飾り山笠を様々な角度から観て楽しむことができます。
画像の写真は、
私が最も好きだなあと思うアングルから撮りました。
ユネスコ無形文化遺産である博多祇園山笠。
博多の街に伝統が息づいていることを、肌で感じられます。
2019年は、IMS&飾り山笠のコラボレーションを観ることができて、
博多祇園山笠の新たな歴史の1ページに立ち会えた
特別なシーズンになりました。
投稿日:2019年7月14日
投稿者:祥子
グレイト!(1)