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堤 智恵子 サックス プレイヤー

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インタビュー:by @jazz 吉川明子


パワフルな演奏で圧倒的な存在感を示すサックスプレイヤー。 月20本以上のライブをこなす注目の堤智恵子が、初のジャズスタンダードアルバムをリリース!


私の音はジャズでも、クラシックでもないかもしれません。だけど音を聴いただけで「あ!堤の音だ!」ってわかってもらえるようになりたいというのが、昔からの目標で、今も自分の目指すところです。
(堤 智恵子)



●もともとサックス以外になにか楽器の経験はあったのですか。

最初はエレクトーンをやっていたんです。幼稚園くらいではじめたのかな。そしてその後、小学校で金管バンドクラブにはいって、トランペットを吹いていました。でも中学の吹奏楽部でアルトサックスに転向。理由はかっこいいからっていう単純なものでしたね。(笑)でもサックスと出会ってからはもうとりこになりました。いろんな音が出るし、形もかっこいいし。プロになりたいって、そんなに意識していたわけではないのですが、勉強が苦手だったので、なんとか音楽でやっていきたい、ほかには何もないっていうのはありましたね。

●ジャズとの出会いを教えてください。

大学生になってからですね。先輩にジャズのCDを借りたんです。「チキンシャック」の土岐英史さんのサックスを聴いて、今までなんで知らなかったんだろうという衝撃的な出会いでした。それからはジャズに夢中になりましたね。

●クラシックからジャズに転向した方の中には、その違いに苦労される方も多い様ですが。

アドリブという点では、私はエレクトーンをやっていたことが随分助けになりました。エレクトーンでアドリブに近いものも習っていたし、楽譜にはコード進行も書いてある。ベース音もあるし、実はジャズに近い楽器なんですよね。結局アドリブって作曲なわけだから、そういう面での戸惑いはなかったですね。小学校6年生のときにはもう曲を作っていました。

●なるほど。エレクトーンって、ジャズの要素が強いのですね。では逆に大変だった点はありましたか。

アーティキュレーションやリズムに一番苦労しましたね。ジャズ独特のニュアンスをつかむのが大変でした。当時、チャーリーパーカーのアドリブブックなんかもあったんですけど、あえてそれを見ずにとにかく繰り返し聴いて、細かいニュアンスをひとつひとつ譜面に書く。そのあとゆっくりとした演奏から初めて、だんだん早くしていってそれでもブレないようにする。クラシックからジャズに転向したその時期がやっぱり一番練習していたかもしれないですね。


●具体的にどんなミュージシャンを参考に練習していましたか。

練習にあたっては、グローヴァー・ワシントン・ジュニアなどフュージョンや、R&Bみたいなものから入りました。だけど、土岐さんもすごくジャズを勉強されていた方なので、その影響でコルトレーンやチャーリーパーカーをコピーしてみたりもしましたね。

●堤さんの演奏ってすごくパワフルですよね。

好みのタイプがそうなんでしょうね。スタンゲッツみたいなクールなものも、聴くのは好きなんです.だけど、私、とってもおしゃべりなんですよ。だから言いたいことは全部言わなくちゃ気が済まない。それを楽器で表現すると、パワフルになってしまうんだと思います。

●ソロはたたみかけるように繰り返すフレーズが特徴的だと思うのですが。

意識はしていますね。性格上、よくわからない音っていうのは嫌なんです。調音してすべて音が拾えるくらいじゃないとだめなんですよね。 だから、誰に似ているっていわれないんです。きっと私自身が、「この人が私のアイドル!この人みたいになりたい!」っていうのがなかったからだと思います。もちろん、どのミュージシャンも素晴らしくて、それぞれの特色があるので尊敬はしています。だけどその人の真似をして。「まるで2号だね!」なんていわれるのをあんまり望んでいないんです。私の場合は、それよりも、「人間がそのままサックスに現れているよね」ってよく言われます(笑)それがうれしいんですけどね!
●堤さんのような、自分らしい音ってどうしたらできますか。

相手に訴えかけるという点で、私の場合は音色とか抜けを大切にしています。だけど、いわゆるジャズ的な音という意味では、私は間違っているかもしれません。ジャズはこういうものだからこうしなさい、と習ったとおりにやっていたら、みんな同じようになってしまう、それはいやなんです。 私の音はジャズでも、クラシックでもないかもしれません。だけど音を聴いただけで「あ!堤の音だ!」ってわかってもらえるようになりたいというのが、昔からの目標で、今も自分の目指すところです。

●2009年11月に発売されるアルバムは、初のスタンダードジャズアルバムですね。

ずっとやってはみたかったんです。今までは、私だけの世界を出せるというところでオリジナルがほとんどだったんです。スタンダードはもうすでに世界中に名演奏があって、それを超えるようなことは自分にはできないと思っていました。だけど10年以上、キャリアを積んで、自分のなりの解釈でスタンダードをやってみるのもいいのでは、とやっと思えるようになってきたんです。


●5時間で全曲録音してしまったそうですが。

1回目の演奏っていうのが一番いいんですよね。私の場合、もう一度!って考えてしまうともうだめ。ジャズって何回もやればいいものができるというわけでもないんです。

●今回のアルバムには初のソプラニーノサックスでの演奏もあるのですね。

難しい楽器で吹きこなせている方がジャズ界にも少ないので、以前から挑戦してみたくて。ソプラニーノで一曲だけ、『素敵なあなた』という曲を収録しました。指も近いし、音程にも苦労しましたね。すごく高い音なので一歩間違えればチャルメラになってしまうんです(笑)

●アルトサックス以外にも演奏されるのですね。

ビッグバンドやブラジルのバンドでは、バリトンやテナーもやっています。たまにライブでソプラノ、テナー、アルト、バリトンの4本を並べて吹くこともありますね。

●それはぜひ拝見したいですね。日々ライブなどお忙しいとは思いますが、余暇はどのように過ごされていますか。

月に20本以上はライブをしているので、余暇はあまりないのですが…たまに豪華客船のお仕事があるんです。船の中で演奏するのですが、その時はゆったりした時間をすごせますね。演奏時間のわりに拘束時間が長くて、3日間で1度しかステージがないとかいうのもあるので、そういう時はゆっくり曲を書いてみようとか、音楽からはなれて本を読もうとか、いい時間を取れますね。

●今後の方向性を教えてください。

アーティスト契約している会社(株式会社サンフォニックス)が楽器やPAの専門ということもあって、最高級のピアノとベテランのスタッフのおかげでリラックスしてレコーディングができるようになりました。近々、私のオリジナル曲に歌詞がつき、歌モノのCDを作るという新たな企画もあり、とても楽しみです。これからは自分発信だけでなく、求められているものに対しても応えていくようにしていきたいと思っています。


お忙しい中、ありがとうございました。


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