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「BIG PHAT BAND」ブルーノート東京公演

全米の凄腕プレイヤー集団「BIG PHAT BAND」が待望の来日公演を果たしました。
会場はブルーノート東京。彼らの3回目のステージとなる3月15日のライブをレポートいたします。


全米の凄腕プレイヤー集団「BIG PHAT BAND」が待望の来日公演

まず、初めに彼らのプロフィールを。
リーダーのゴードン・グッドウィンはピアノ、サックスプレイヤーとしてのみならず、作曲家やプロデューサーとしてもグラミー賞やエミー賞に輝く才能溢れた才人。その彼が、全米の凄腕ミュージシャンを集めて2000年に結成したスター集団バンド、それが「BIG PHAT BAND」。 アメリカ西海岸で「今最も熱いバンド」として高く評価されています。
その彼らがニューアルバム「アクト・エイジ」を引っさげての来日を果たしました。

切れ味鋭いアンディ・マーティン(Tb)のソロ

オープニングは、その「アクト・エイジ」から、速い4ビートのブルージーなナンバー。
ステージにはリズム隊(バーニー・ドレッセル(Dr)、ブラード・ダッツ(Per)、リック・ショウ(bass)、アンドリュー・シノヴェツ(Gt))のみが登場。
ベースのリックがうねるようなリフを刻み始め、徐々に盛り上がってきたところでウェイン・バーシェロン(Tp)、アンディ・マーティン(Tb)らスタープレイヤー達が登場。衣装はいつもの黒いスーツに渋い赤のシャツ。
2曲目は一転してサンバ。
ゆったりとしたテンポからブラッド・ダッツのパーカッションをきっかけにサンバのリズムへと変化。アンディ・マーティンのソロはタンギングの切れが素晴らしく、速いフレーズでは「これがトロンボーンなのか?」と思わせるようなテクニックを見せ付けてくれました。
3曲目はゴードンのピアノリフから始まるこの曲はスカビート風のチューン。
何といっても注目はトランペットのソリ。 その音圧、迫力は大いに聴衆を沸かせてくれました。またテナーサックスのケヴィン・ギャレンのソロも特筆もの。バックの決めフレーズに乗って流れるようなソロを展開してくれました。
そして4曲目はリーダーのゴードンが「Old Song」と表現した「ラプソディー・イン・ブルー」。
サックスがクラリネットに持ち替えて印象的なオーフニングが始まります。そして今度はクラリネットを持ち替えてフルートに。途中からハイテンポな4ビートに変化し、ジェイ・メイソンがバリトンならではの低音から高音まで駆使したテクニカルなソロを展開。それに続きトロンボーンのアンディが今度はやさしく歌うようなソロ。続いてウェインのトランペットがダイナミクスの幅広い、緩急を付けたソロを披露。各プレイヤーの個性溢れるソロを堪能できました。

トランペットの掛け合いが会場を沸かせてくれる

そして、この日一番の盛り上がりを見せたのが5曲目。
8ビートのリズムの乗ってトランペットのソリが軽快なテーマを奏でます。
そしてピークはトランペット4人のソロの掛け合い。ファーストを務めるジェイソン・ソーから順番にソロを回していきます。一通りソロが終わると今度は4バースへ。ここでウェインとウィリーがハイトーン・バトルを繰り広げます。会場も一気にヒートアップし、この日一番の歓声があがっていました。
ラストは、やはりハイテンポでブルージーなナンバー。
トランペット、サックスの呼応するようなソリのテーマにリズム隊が応えます。
ソロはサックスのブライアン、続いてトロンボーンのアンディ。アンディのソロは途中でバックが無音という状態の中、コード感のしっかりした、かつ多彩なリズムのフレーズを連発してくれました。
最後は大きな歓声、拍手とともにアンコールがかかります。
アンコール曲はギターのアンドリュー・シノヴェツをフューチャー。
ビッグバンドの主役といえば、やはり管楽器ですが、この曲はリズム隊を大フューチャーしてくれました。 パーカッションのブラッド・ダッツもソロを披露。多種多様なパーカッションを駆使してドラムのバーニー・ドレセルとともに素晴らしいプレイで魅せてくれました。
アンドリューのソロも愛用の赤いテレキャスターを歪ませ、深いディレイをかけた独特な音色で素晴らしいソロを聞かせてくれました。
「BIG PHAT BAND」は、凄腕集団ということももちろんですが、まるでクラシックのように緻密で、かつソリストそしてオーディエンスを盛り上げる絶妙なアレンジも大きな魅力でした。また、メンバーのアットホームでフレンドリーな雰囲気も彼らの魅力といえるでしょう。
これこそ現代のトップビッグバンド。その魅力を十二分に堪能できた夜でした。

◆出演者PICK UP!

『ウェイン・バージェロン(トランペット)』
ゴードン・グッドウィンズ・ビッグ・ファット・バンドで、ホーン隊の頂点であるリードトランペットを任されているのが、世界的に有名なスタジオミュージシャンであるウェイン・バージェロンです。使用楽器は、ヤマハYTR-8335LA。
このモデルは、ウェイン・バージェロン自身が開発に携わっています。 やはり自分の意見が反映されているからでしょうか、高音から低音まで、まさに体と楽器が一体となっているような自由自在で素晴らしい演奏を披露してくれました。 今回のライブでも、ホーン隊の頂点としての役割を十二分に務め、ビッグ・ファット・バンドの華々しさを流麗に演出してくれました。 特に、トランペット4人によるアドリブ合戦のときは、ひときわ鋭い高音で観客を魅了していました。また、ゆっくりとした曲調のときは、同じ楽器とは思えないほど柔らかく優しい音色を奏で、この楽器の持つ表情の豊かさを実感することができました。

『アンディ・マーティン(トロンボーン)』
今、世界のトロンボーン界で名実ともにトップをゆくのが、ゴードン・グッドウィンズ・ビッグ・ファット・バンドでリードトロンボーンを務めるアンディ・マーティンです。使用楽器は、ヤマハYSL-891Z。このモデルもウェイン・バージェロンのYTR-8335LA同様、アンディ・マーティン自身が開発アドバイザーとして設計に携わった楽器です。
今回のライブでは、まずリードトロンボーンとして、ビッグ・ファット・バンドの分厚く重厚なサウンドを見事に支えてくれました。 一般的にトランペットパートに比べるといささか地味なトロンボーンパートですが、彼が率いるトロンボーンパートは控えめながらも輝きのある素晴らしいサウンドを聴かせてくれました。そして、圧巻はやはりソロ部分です。通常、ビッグバンドでトロンボーンのソロはあまりないのですが、ゴードン・グッドウィンは彼に全幅の信頼を置いているらしく、今回のライブでは計三回の長いソロを披露してくれました。 特に「ラプソディー・イン・ブルー」のスローテンポ部分でのソロは素晴らしく、その甘くとろけるような音色に会場中が陶酔していました。



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